55才  ランニング日記

ランニング日記、50歳代。自己記録(20代)、1500m.3分55秒、5000m.14分43秒マラソンではなくもうちょっと短い距離を走る

PTAの退会

最近小学校のPTAを退会しました。退会に至る経緯を書きます。

まず、PTA入会にあたっては、入学式の後に保護者説明会の終わったあと、PTA役員の方から入会の紙を配られました。その時は、PTAは任意団体との説明はなく、全員にその場で提出とのことでした。今から約4年前のことです。当時は、みんな小学校に入ったら自動的に入るものだと思い込んでいたので入会しました。実際入ってみて、児童1人あたり、一回は役員を行うことが分かりましたが、規約には書いてないですが、役員決めの集まりは、非常に暗い重い雰囲気でなんか楽しくない集まりだと感じました。役員の仕事というと、バザーの手伝い、入学式、卒業式、運動会の手伝い、PTAバレー活動、バレーの応援等、1人一回役員がこなせるよう無理矢理作ったような仕事も多々あると感じました。

辞めるきっかけとなったのは、平成29年5月に個人情報保護法が改正され、PTAも個人情報保護法の対象団体となりました。以前は5000人以下の個人は対象外、

これにより、PTAとして個人情報を入手するにあたり、本人の了承を得て入手することが義務付けられました。そこで、学校の教師からプリントが配布され、PTAの個人情報取扱いについて、承諾する旨、署名して提出との事でした。そこには、PTAは任意団体との説明が書かれてあったので、そうなのかと思い、PTAについていろいろインターネットで調べてみましたが、入会していたPTA活動をみていくと、去年と同じことを今年も同じようにやる。引き継いだ仕事を去年と全く同じようにやる。同じようにやる事が最重要で、分かりやすくとか、今までよりよくしようとすると、潰される、全く改革、よくしようとする意思がない、つまり、一年間我慢して、引き継いだ仕事をやる、我慢大会みたいな感じなのがイヤだったので承諾書は提出しない事にしました。すると再度、書類について提出するよう、催促がきたので、PTA活動には参加しません、と署名、捺印、日にち記入して提出しました。すると、再度教師を介してお手紙がきて、その中には

PTAに入らない家庭は、子供は行事には参加できませんと、また、PTAを脱退にあたっての決まりが定まってないので、脱退手続きを決めていただく必要があるとの一文がありました。PTAはあくまで任意団体であるので子供が行事に参加できないというのは、ちょっと納得いかないので、市に問い合わせてみたところ、あくまでPTAは任意団体との事で、行事は参加できます、再度学校から説明させます。との事でした。

その後また、プリントがきて、内容は、

運動会のPTA種目に親は参加できない、PTA配布のプリントは返すこと、の記述があり無事に脱退できたようです。その後は、平穏な日々です。

辞めるまでの期間でわかったのがPTAは中からは絶対に変われない、昔からずっと同じ体制であるということでした。

やはり、PTA発足時のように、国が全国のPTAを一度解散して、あらたな任意団体として、本当に子供にとって必要な活動を、やりたい人だけで運営するのが理想的です。働いているお母さん方が仕事まで休んでまでやらなくてはいけないなんて、日本経済にとって大きな損失だと思います。