2019年4月の東大入学式の上野千鶴子さんの祝辞がなにかと話題になっております。
東大合格者数の女性の割合は2割以下であるが、2015年の大学進学率は
男子55パーセント
女子47パーセント
となっていて、学力は総じて女性の方が優秀と言われているので、
恣意的に女性の東大合格者数が低くされてるのか?それとも、東大を目指す女子学生が少ないのかはわかりませんが、
東大受験者数の男女比率がわかればなあ。
たしかに、日本では昔から女性は
可愛い、
従順、
三歩下がって、
おしとやか
専業主婦でお料理上手
とかのイメージが根強く残っていて、
女のくせに
女だから勉強しなくてよい
女だから短大でいい
女に負けるなんて!恥
とか社会全体がそういう雰囲気で、
しかもそういう雰囲気のなかで
安住している女性が、いっぱいいるので、
そういう雰囲気はなかなか変わらないです。
娘の行ってる小学生も、女の子同士で固まってグジュグジュやってるし。
幼稚園の娘も、
「女の子は可愛い」
「男の子はカッコイイ」でしょ!!
とか言ってて、幼い頃から
女子を刷り込まれていくのかな?と思います。
日本の女性の社会進出は、先進国の中では非常に遅れており、
経済協力開発機構(OECD)加盟国29カ国を対象にした調査によると、
男女の高等教育や、労働力率、賃金とか10項目を加重平均して算出したものによると、日本の順位はなんと28位!
これは、学歴はほぼ同じなのに、
働き盛りの30代の年収が、男性が501万円、女性が390万円と111万円もの差が出ています。
この差は開き続け、40代では、男性が615万、女性が425万(差額190万円)、50代では男性が744万円、女性が461万円(差額283万円)となっていきます。
この差は、12.5%という女性管理職の割合の低さが起因としています。
ちなみに女性の議員割合においては 世界で 144位。
女性国会議員比率については、G20のなかで、193国中第165位。
上野千鶴子さんも、東大に入った女性達に対して、女性は、しかも東大卒の女性は社会にでたら、大きな壁がいっぱいあるから大変!そんな壁に負けずに頑張ってください!
と言いたかったのではないかと思いました。