福祉王国の北欧、デンマーク。
消費税率は25パーセントと高額ですが、医療費は無料、出産費無料、教育費も無料と、社会福祉が非常に充実しています。
デンマークの医療については、具合が悪くなるとまず家庭医にみてもらいます。
家庭医の診断は厳しく、薬は滅多に出さないとのこと、
インフルエンザでも薬は出さないで、安静にして寝て治すらしいです。
家庭医の診療により、病院には軽い症状の患者はこない仕組みとなっており、本当に治療が必要な患者がすぐに診療してくれる。
出産にかかる費用、および検診にかかる費用も無料。
人口の少ないデンマークでは女性も働いて、税金を納めてもらうため、保育制度も充実しており、有料ではあるが、所得により大幅な減額処置があるそうです。
ちなみにデンマークでは、日本で問題となっている待機児童という概念がないとのことです。
日本でいう子供手当もあり、
2歳まで、年間32万
3歳から6歳、年間25万
7歳から17歳、年間20万
一方教育制度は、義務教育10年、6歳から16歳まで。
幼稚園1年、小学と中学で9年。
高校は普通と工業、商業と3種あります。
高校卒業後は就職するか大学に。
驚いたのが、幼稚園から大学まで授業料はただ。
大学生は毎月9万支給されるということは、大学はお金をもらって行くということなんですね。
デンマークの人口は579万。
日本は高齢化で社会保障費が莫大にかかりますが、家庭医制度とかは参考になります。
子供が具合が悪くて病院に行くと必ずのみきれないほどの薬を出すので。
これからの高齢化に対応するには、できるだけ健康に長く働いてもらい、長く税金を払ってもらい、年金は70歳から支給とするしかないのか?。
2019年10月、消費税10パーセント増税に合わせて幼児教育が無償化となる予定ですが、日本は教育に予算をもっと使った方が良さそう。デンマークまでは無理としても。
日本はもっと教育に金をかけないといけないですね。
教育支出額対GDPの比率は3パーセントと、デンマーク6.5パーセントの半分くらいで、
子供1人あたりの教育支出額に至っては、
日本0.55万ドルに対して
デンマーク1.3万ドル
と日本は少なすぎ‼️
選挙の投票は高齢者の投票率が高いので、高齢者にウケる政策ばかりを優先してきたツケかもしれないです。