陸上競技長距離において50歳という年齢は、今まで走ってきた人は記録が低下する一方だと思います。
50歳を過ぎて走り始める人もいるかとは思いますが、そういう人は故障せずに練習を積んで行けば記録が伸びて行くと思います。
しかし自分も含めて昔から走っている人は40歳を過ぎてから記録がどんどん落ちて行きます。
1.加齢により疲れが抜けにくくなる→キツい強度の練習が減る→記録低下
20歳台は、400mのインターバル20本やっていたのが10本になったり。1000mインターバル8本が3本になったり。
2.加齢により筋力の低下=走るスピードの低下=記録低下
3.加齢により怪我しやすくなる→若い頃より故障が治りにくい→記録の低下
などが考えられますが、人間誰もが年をとっていつかは死ぬわけなので当然、加齢により筋力とかは低下して行くわけだから、心肺機能も低下していきます。有酸素運動系のマラソンの成績は低下していくのは当然の事として受け入れていかないといけません。
イチローだって引退したし。
50歳を超えて活躍しているプレイヤーはカズくらいでしょうか?活躍してるというと微妙ですが。
ちなみにマスターズの日本記録5000mを見ると
40歳から55歳 14分15秒
50歳から55歳 15分9秒
60歳から65歳 17分19秒
65歳から70歳 18分53秒
あとは記録の低下をいかに緩やかにするか?
対策として考えられるのは
1.まずは怪我をしないようにする。
キツい練習は行うが無理はしない!
2.スピード練習も積極的に行う
ジョギングばかりだとどんどんスピードが落ちて行く。
3.それなりの練習量もこなす
のが大事かと思います。
1と2は相反することでもありますが、やはりどちらも必要。
しかし、故障するとなかなか治らないから、疲労の具合を考えて走らないと。
気持ちはいつまでも若いままだから、身体がついてこなくなるのを認めたくないですが。
ただ走った後の爽快感とビールのうまさは年をとっても変わらないので、健康に走り続けられる事自体が幸せなのかもしれません!